この本は「株」だけの本じゃない!
くじ、パチンコ、麻雀、ポーカー、ブラックジャック、仮想通貨、ストリートファイター、不動産、彼女の作り方、、、
「努力(勉強)」と「リターン」について、、
人生という名の相場(ギャンブル)に勝つべく爆誕した平成最期の最高の指南書!!
cis(しす)とは
2ちゃんねる(現5ちゃんねる)の住民「YLErRQrAOE」。根っからのゲーマーで「あった敵が死す(しす)」という意味を込めてスコアランキングで「cis」と入力したのがきっかけ。「しっさん」、「課長」などの愛称で呼ばれていた。2000年 21歳 300万円を元手に投資参戦!!初めて買った株は「セブンイレブンジャパン(現物)」
cisさんは昔から「上がる株は上がる、下がる株は下がる」といい続けています。
先物で一撃19億円稼ぐ男
一撃19億 pic.twitter.com/THT5qNZIM8
— cis@株 先物 FX 仮想通貨 リネレボ (@cissan_9984) February 6, 2018
仮想通貨というゲームも攻略する鬼畜っぷり!!
トレードスタイルは企業を応援するタイプでは無く、相場をゲーム(ギャンブル)としてデイトレードを軸としています。
様々な投資によって230億円を築き上げた平成の生きる伝説cis。
一言呟けば、イナゴが群がる。
本物の億越えハイパワー投資家達のBNF(小手川)さん、五味さん、五月(片山)さんにも並ぶハイパワーっぷり!!
本書の名言をちらっと
「本能に克たねば相場に勝てない。仮説を持つことで勝機が生まれる」
この本の帯にもあり、cisさんが一番言いたい言葉かも知れません。
「真のランダムはイメージより残酷である」
確率や行動経済学の本でも良く出る「大数の法則」の実際の相場のリアルな残酷さに触れています。
「本を読んでいるだけでは相場に勝てない」
プロのイナゴじゃなきゃ全然美味しく無いよって語っています。
「1億2000万持っています、彼女募集中」
(笑)
その他にも気になる投資(人生)の名言(迷言?)があります。
人生(という相場)に勝ちたいなら読むべし!
cisを動かした男 福地誠(ふくちまこと)
本書では福地さんの「ロジック」を優先する考えに強いシンパシーを感じていて、福地さんならと思い、本を出すきっかけになったそうです。
しす本がamazon1位なったみたいで
— cis@株 先物 FX 仮想通貨 リネレボ (@cissan_9984) November 29, 2018
ありがとうございます
反響が大きく質問がすごいのでここで答えますー
Qなぜ本を出すのか?
A出版関係の友人に頼まれたから
Qなぜ無償でやったのか?
Aお金を受け取らない方が気楽だからと
税金の申告が面倒だから
cisさんのツイートより引用。
Q.なぜ本を出すのか?
A.出版関係の友人に頼まれたから
Q.なぜ無償でやったのか?
A.お金を受け取らない方が気楽だからと税金の申告が面倒だから
冒頭をちらっと(一部引用)
■本文より(https://www.kadokawa.co.jp/topics/2730)
はじめに 勝つ方法はシンプル
子どものころから何も変わってない気がする。その一方で、ずいぶん遠くまで来た気もする。子どもが3人もできて、ふつうに大人になってきた気もするし、まるで大人になっていない気もする。
僕はcis(シス)という名前で個人トレーダーをやってきた。2000年、21 歳のときに300万円で本格的な投資を始め、今の資産は230億円ある。個人トレーダーとしてはそれなりに知られているようで、今では無くなってしまったお昼の定番番組「笑っていいとも!」に呼ばれたこともある。ツイッターや、2ちゃんねるの株板、あるいは金融関係のまとめサイトである「市況かぶ全力2階建」での「一人のチカラで日経平均を動かせる男」のまとめ記事などで僕のことを知っている人もいるかもしれない。
投資家というと、株を買うことを通じて企業を支援するような人を思い浮かべるかもしれない。僕はその点では投資家ではなく、その本質はどちらかといえばゲーマーでありギャンブラーだと思う。他のゲームやギャンブルもずいぶんやってきたし、株をはじめとする相場もゲーム(ギャンブル)のひとつとしてやってきた。
お金を扱う相場が特別なものとは思わない。でも本当に面白いゲームだと思う。技術と偶然性とリスクとリターンの混ざり具合が最高のゲームだと思っている。僕の手法は主にデイトレードで、長期投資はほぼしていない。社会的観点からの投資はせず、純粋に勝負としてやってきた。
この本は相場において、僕がどう考えて、どう行動し、どう勝ってきたかについてまとめたものだ。株の話が中心ではあるけれども、株をあまり知らない人でも読めるようになっていると思う。また麻雀やポーカーなどの確率と対人読みが求められるゲームについても最後に触れている。もしこの本が、株だけでなく、人生のあらゆる場面で勝つことの参考になればうれしい。
株で勝つ方法について、僕の話はとてもシンプルだと言われる。たしかに他の個人投資家に比べても、決して難しいことをしているわけではない。むしろ簡単だと思う。けれども、シンプルだからこそ、その核となる部分は自分でつかむしかない。
そして理解することと実行することのあいだには大きな距離がある。わかるけど、やれない。それは裏を返せば、多くの人にとってチャンスがあるということでもある。一般にお金を持っている人が有利と思われがちだが、むしろ逆で、投資効率はお金を持っているほうが下がる。資産総額が1500万円以下ならば、それを数倍にするチャンスは無数に転がっている。RPGでレベル1をレベル10にするみたいなもので、誰でもできる。そしてそのヒントを本書にたくさん入れたつもりでいる。
とはいっても、株の勝ち方について書かれた本は基本的には役に立たない。活字になって多くの人の目に触れた瞬間に、その手法は優位性を失ってしまうから。株というのは極論するならジャンケンのようなもので、最近はグーがトレンドになってきているとか、チョキの後はパーを出すのがいいなどという情報が、多数の人に共有されたとたんに意味はなくしてしまう。この本が、これまでの本に書かれていないことを書いた本として、そしてそうしたトレンドとは違うもっと根本的なところで役に立つものになればと思う。
これまで雑誌やテレビの取材はほとんど断ってきた。有名になりたい気持ちはないし、リスク管理的な意味からメディアに出ることはマイナスでしかなかった。出演料や謝礼は確定申告が面倒になるだけだし。そんなわけで、本を出すことも考えてもみなかった。
それでもこの本を出すことにしたのは、麻雀ライターであり10年以上の付き合いがある福地誠さんに声をかけられたからに尽きる。ふだんほとんど本は読まないが、福地さんの麻雀の本はだいたい読んでいて、ロジックを最優先する考え方に強いシンパシーを感じていた。福地さんにまとめてもらえるなら面白くなるかもと思ったことが大きい。
デイトレーダーを可能にした株式売買委託手数料の自由化。それが始まったのは1999年だった。そして2ちゃんねるが作られたのも1999年。僕が初めて株に触れたのがその頃で、金融ビッグバンとネットの発達の恩恵を受けてきた第一世代といえる。そこから20年近くが経ち、アルゴリズムやAIといった新たな対戦相手も出てきている。
思い通りに勝てない日は続く。うっかり大損することもある。日々状況は変わっていく。
だから相場は面白い。

- 作者: cis
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/12/21
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おまけ「BNF氏とcis氏の対談」
2007年8月21日発売の「月刊ダイヤモンドZAi10月号」より引用。
おいらはゆとり どうも凍死家のさとお。です