これは、おいらの父が経験した話です
田舎に住んでいる父は昔から車が好きで
給料の8割を車に使うほど好きでした
車は外車ではなく国産が好きで
有名な車を乗り継いでいました
よく友達と車で走ったりしてたそうです
レーサーのライセンスも持っています
山を走ったりして
イニシャルDに似たことをしてたと言ってました
父はその当時実家暮らしで
仕事終わりによく友達と
山に走りに行ってたそうです
その日も仕事終わりに
友達と山に走りに行ってたそうです
田舎なので街灯も少なく
人の気配もなく
山のガードレールが無いとこもあり
そんなとこを走ることが
スリルがあって楽しいと言ってました
友達2人と走りに夢中になってると
0時を過ぎていました
帰りがいつもより遅くなってしまい
父は親(祖母)に連絡を取りました
その当時の携帯電話は
重くて携帯してなかったそうです
公衆電話から家に電話することにしました
辺りは人通りの少ない山道のトンネルの前
父「プルルルル、、、」
祖母「はい、もしもし、◯◯ですけど」
父「おれおれ、ごめん、遅くなっちゃった」
祖母「え?なーに?聞こえづらい。」
父「だから、遅くなったから」
祖母「はいはい、わかったから、
気を付けて帰って来なよー」
父の大きな声はトンネルに響いていました
夜遅いから祖母が寝ぼけてるのだと思っていました
家に帰ると、電気がまだ付いてました
なんだろと思って、家に入ると
祖母がおきてご飯作っていました
夜中の1時に4食分
父「なんでこんなに作ってるの?」
祖母「だって電話でアナタの後ろでお友達が
3人遊びに行きますって言っていたよ」
おいらはゆとり 親のノンフィクションです。